2023年9月20日 17:00
橋本愛&松本若菜&遠藤憲一、草彅剛主演「デフ・ヴォイス 法廷の手話通訳士」に出演
遠藤憲一
本作は「ヒューマンドラマとサスペンスが見事にミックスされた作品」と言い、「以前から共演したかった草彅剛君と共演できたのも嬉しかったです。奥行きのある脚本、監督の緻密な演出で力強い作品になっていると思います」と語る。そして、「オーディションを勝ち抜いたろう者の方々の演技が素晴らしいです。待ち時間には楽しくやり取りして、いろんなことを教えてもらいました」とも語っている。
また、脚本・高橋美幸、音楽・原摩利彦からもそれぞれコメントが到着している。
【脚本:高橋美幸 コメント】
執筆にあたり、まずは「ろう者」「中途失聴者」「コーダ」や関係者の方々を取材。年代によって違う「ろう教育」の関連資料を元に作成した歴史年表と照らし合わせながら、登場人物一人一人の生い立ちや履歴を書き込む所から始めました。それぞれの背景を知らなければ、その「言葉」を書く事はできないと思ったからです。
「自分とは何者か?」普遍的なテーマに辿り着くために原作者が見つけた「ろう者」と「聴者」の狭間にいる「コーダ」の主人公。その視点で、事件や事件に関わってしまった人々の想いを紐解く中、見失っていた「自分」、すれ違っていた「家族」