2023年9月26日 13:45
片渕須直監督、構想6年の最新作『つるばみ色のなぎ子たち』パイロット映像が10万再生超え
片渕須直監督の劇場最新作『つるばみ色のなぎ子たち』のステージイベントが「京都国際マンガ・アニメフェア2023」内にて開催。先に解禁されたパイロット映像が、公開から9日間に累計10万の再生回数を突破し、話題を集めているなか、片渕監督が本作について語った。
本作は、枕草子が書かれた千年前の京都を舞台に、清少納言が生きた時代を描く物語。片渕監督の徹底的な研究と調査と綿密な分析によって制作されている。
映画初の「パイロット映像」について片渕監督は、「最初に作った映画が『アリーテ姫』という作品で、構想から公開までで8年かかりました。次の『マイマイ新子と千年の魔法』は2009年に公開されたのですが、そのあとの『この世界の片隅に』もそこから7年かかっています。『つるばみ色のなぎ子たち』も2017年から構想を始めていてすでに6年かけています。6年たってようやくこれだけの長さ(3分35秒)の映像ができました」と紹介。
5月にタイトルが発表された本作『つるばみ色のなぎ子たち』は、いまだその多くがベールに包まれており、これまでキーワードやヒントのようなものだけが時折公開されるだけ。「映画の全貌はまだ見えてきません」