2023年12月18日 18:15
黒沢清監督オリジナル脚本の最新作『Chime』完成 配信プラットフォーム「Roadstead」で独占販売
黒沢清監督の最新作となる、ホラーでもサスペンスでもない、摩訶不思議な恐怖に支配される映画『Chime』(読み:チャイム)が完成。DVT(デジタルビデオトレーディング)プラットフォーム・Roadsteadにて2024年の独占販売を予定している。
黒沢監督と言えば、『スパイの妻』でヴェネチア国際映画祭・銀獅子賞受賞も記憶に新しいが、世界的に注目されるきっかけとなった『CURE/キュア』をはじめ、『回路』『ドッペルゲンガー』などオリジナルのサスペンス・ホラーを送り出してきた。新作『Chime』もその系譜に属する。
本作はメディア配信プラットフォーム・Roadsteadオリジナル作品第1弾であり、「自由に作品を制作してほしい」というオーダーから作られた、ホラーでもサスペンスでもない、どのジャンルにも属さないながら極めて純度の高い“黒沢清”監督特有の恐怖が描かれる。
主演は、名バイプレイヤーとして数多くの作品に出演してきた吉岡睦雄。黒沢監督作の初主演を飾る。
チャイムとは何なのか、どこから聞こえてくるのか、人を狂わせるサインなのか…。説明過多にならないことで恐怖のその先を想像させ、観客は例えようのない恐怖に包み込まれる。