くらし情報『日仏合作アニメ『化け猫あんずちゃん』カンヌ監督週間に選出』

2024年4月16日 20:15

日仏合作アニメ『化け猫あんずちゃん』カンヌ監督週間に選出

Photo by cinemacafe.net


森山未來が出演する日仏合作アニメーション映画『化け猫あんずちゃん』が、第77回カンヌ国際映画祭「監督週間」に選出され、公式上映されることが決定した。

本作は、子猫のときに拾われ、10年たっても20年たっても死なず、気が付けば30年以上生きて人の言葉も喋れるようになっていた化け猫のあんずを主人公にした同名漫画のアニメーション映画化。実写映像をもとに、アニメに描き起こすロトスコープの手法を用いた製作方法でも注目を集める。


日仏合作アニメ『化け猫あんずちゃん』カンヌ監督週間に選出

カンヌ国際映画祭に併設されている部門「監督週間」は、作家性を重視した作品が選出され、世界で活躍する映画監督の登竜門。過去には、ソフィア・コッポラ、スパイク・リーやアキ・カウリスマキ、日本人では大島渚、北野武、西川美和らが選出されており、日本の長編アニメーション作品としては、『かぐや姫の物語』、『未来のミライ』に続く6年ぶりの選出だ。

ラインアップ発表会見では「子供、若者、大人、全ての人に向けられた作品で、詩的であり不思議な生き物が登場する作品」と紹介された。

本作は、『花とアリス殺人事件』でロトスコープディレクターに抜擢された久野遥子と、『リンダリンダリンダ』『カラオケ行こ!』の山下敦弘のW監督で製作。

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