2024年5月17日 13:00
トニー・レオンが審査委員長に就任 第37回東京国際映画祭
第37回東京国際映画祭にて、コンペティション部門の審査委員長を香港の俳優、トニー・レオンが務めることが発表された。
トニー・レオンは1980年代からキャリアをスタートさせ、カンヌ国際映画祭最優秀男優賞を受賞した『花様年華』(2000年)や、ウォン・カーウァイ監督の『2046』(2004年)などで国際的な知名度を獲得。また、ヴェネチア国際映画祭で金獅子賞を受賞したホウ・シャオシェン監督の『悲情城市』(1989年)、トラン・アン・ユン監督の『シクロ』(1995年)、アン・リー監督の『ラスト、コーション』(2007年)の3作品にも出演している。
2023年には、第80回ヴェネチア国際映画祭で生涯功労金獅子賞を受賞した。
昨年の東京国際映画祭では、ワールドフォーカス部門で出演作の『2046』(2004年)を上映し、その上映後に行われた、これまでのキャリアをふり返るマスタークラスが大変な好評を博していた。
トニー・レオンはこれ以外にも、『花様年華』(2000年)、『傷だらけの男たち』(2007年)、『レッドクリフ Part1』(2008年)といった作品でも東京国際映画祭に登場している。