2014年8月26日 12:00
“給料3ヶ月分”は昔の話!? 現代草食男子のプロポーズ事情
その金額についても、俗にいう「給料3ヶ月分くらい」は21.9%にとどまり、「給料1ヶ月分くらい」(31.7%)と「給料2ヶ月分くらい」(31.7%)で全体の6割を占めるという、なかなかリアリティのある数字に。
ただし、婚約指輪を「用意しなかった」と答えた46.8%の男性の中には、「プロポーズ成立後に、2人で買いに行こうと思ったから」というケースも多く、独断で買って彼女の気に入らないものを贈ってしまうのを避けたいという、ちょっと慎重な“堅実志向”が見え隠れしています。
一方で、結婚にロマンを求める女性の中には、「指輪はサプライズでもらってこそ」と考える人が多いのも事実。
個人的な偏見ですが、そういった女性は“一緒に指輪を買いに行く”という気遣いより、“私の好みを察するセンス”や“私のために一生懸命考えるプロセス”といった献身・奉仕の姿勢を男性に求める傾向が強い気がします。
どちらが良い/悪いではなく、このように男女で結婚に対して“堅実志向”と“ロマン志向”のズレがあると、先に挙げたケースのように「プロポーズのやり直し」といった悲劇も起こりかねません。新旧の価値観が交錯している今だからこそ、どんな形のプロポーズであれ、結局は2人のあいだで“結婚観のすり合わせ”ができているかどうかが重要だといえるでしょう。