2014年10月9日 12:14
柴犬の可愛い撮り方を、あの有名な「柴犬まる」の飼い主に聞いてみた
と話す小野さん。まるの写真をインスタグラムにアップしはじめた当時のまるの年齢は3歳だという。
3.11後、まるを通して日本の魅力を世界に発信することで、みんなを元気付けたいとの想いから、それまでに撮りためていた写真を空き時間にアップすることからスタートしたのだという。
その結果、今ではフォロワーの8割が外国人。「日本の四季や自然の豊かさを中心に発信しているので、それを見て『日本に行ってみたい』と思ってもらえるのはとってもうれしいです」と小野さん。
さらに中には、「犬は苦手なんだけど、まるのことはかわいいと思う」なんてコメントもあるというが、これは小野さんがまるの魅力を上手に切り取っているからに違いない。
「かわいいもの・美しいものをカメラで切り取ると、肉眼で見るより魅力が半減するものなんです。もちろんそれは当たり前のことなんだけど、僕はその魅力を、肉眼で見たときを100とするなら、限りなく100に近づけられるような手法で撮るよう心がけています。
例えば、画角や彩度を調整するだけでも、見る人に魅力が“正しく”伝わりますから。
ただし、加工を施すことで“100以上”の魅力を作り込むのは僕の主義に反すること。