愛犬にもデンタルケアが必要? - 「ペット長寿国プロジェクト」が調査
プレミアムペットフードの「アイムス」「ユーカヌバ」らペット関連ブランドや獣医師などで組織する「ペット長寿国プロジェクト」は、犬の飼い主に対する「犬の歯と健康に関する調査」の結果を公表した。11月8日の“いい歯の日”を前に、全国のドッグオーナー500人を対象に調査を実施した。
調査の結果、犬のデンタルケアについて89.4%が「必要」と回答。しかし、一方で具体的なケアについて、「歯ブラシで磨く」や「クロスで口の中を拭く」を毎日行っていると答えた人はそれぞれ7.6%、7%と少数にとどまり、頻度に関わらず行っていない人は65%、60.8%と過半数を超えた。
また、愛犬の口臭について、犬の年齢別に調査したところ、0~2歳の若年犬については「とても気になる」「気になる」を合わせて41.3%。この傾向は年齢が高くなるほど割合が高まり、11歳以上では合わせて62.5%が気になると回答した。
さらに、愛犬の歯および歯周の異常で、実際に動物病院で診察を受けた経験のある人は39.4%。残りの約6割は診察を受けたことがなく、ここでも約9割が犬のデンタルケアが必要だと感じながらも実際には実践していないという、意識と行動の間で乖離があることがわかった。