2014年11月21日 12:00
実はスゴい日本のボールペン! - 「文房具カフェ」店長が"消せる"ペンの違いを解説
今や誰もが必ず1本は持っていると言っても過言ではない文具「ボールペン」。日本では非常にポピュラーなこの筆記具、最初に発明されたのは実は海外だという。
しかし、水性インキ・ゲルインキの発明からはじまり、近年定着してきた低粘度油性や消せるボールペンの開発など、特にインクの発達において、日本は世界のボールペンの技術をけん引していることをご存じだろうか。そう、日本のボールペン、これがなかなかスゴいのである。
今回は、そんな日本のボールペンの中でも、近年爆発的に普及した"消える"ボールペンについて、おなじみ渋谷区表参道の「文房具カフェ」の店長、奥泉輝氏に選定してもらった。
○大ヒット!「消せる」タイプのペンの代表選手
★パイロットフリクションボール
■文房具カフェ・奥泉店長のひとこと
もう、ご存じない方はいないのではないでしょうか。消せるボールペンの代表格・フリクションボールです。
発売当初よりバリエーションも増え、現在ではビジネスユーザー向けにデザインされたメタリックボディのライン「フリクションボール ビズ」や、銀座の老舗文房具店「伊東屋」さんのオリジナルにも採用されています。
文字を消すために摩擦熱を利用するので、消しゴムのような消しカスが出ないのも良いですよね。