2014年11月21日 20:30
男同士で「裸踊り強要」など同性間でもセクハラに - 認知度は半数以下
日本労働組合総連合会は20日、「学校教育における『労働教育』に関する調査」の結果を発表した。同調査は10月3日~8日の期間、現在就業中の18歳~25歳の男女を対象に実施。回答者数は1,000名であった。
「働いていて経験したことのある困ったこと」がある人は全体の58.0%。具体的な内容を聞いたところ、「募集時の労働条件と実際の労働条件が異なった」(27.2%)が最多に。続いて「所定の労働時間が守られなかった(早出や残業を強いられた)」(23.7%)、「職場の人から嫌がらせを受けた」(15.6%)、「残業代が支払われなかった」(15.1%)、「パワー・ハラスメントを受けた」(12.7%)が上位となった。
「困った経験があるが、何もしなかった」と回答した211名に理由を聞いたところ、最も多かったのは「面倒だったから」(44.5%)。他は「改善されると思わなかったから」(39.8%)、「みんなも我慢していると思ったから」(29.4%)、「会社にいづらくなると思ったから」(27.5%)など、諦めや我慢が上位となった。
雇用形態別に見ると、「みんなも我慢していると思ったから」「忙しく、時間が作れなかったから」