2014年12月15日 10:24
ブランドパワー2014、高額商品・健康関連飲食料品のブランドパワーが伸長
東急エージェンシーはこのたび、米ダートマス大学ケビン・ケラー教授が提唱するブランドビルディング理論に基づいた、ブランドパワー調査「QBR 2014」を発表した。調査は2003年から毎年実施しており、ブランドパワーやブランド価値構造を経年で比較することができる。
QBRは、ブランドビルディング理論に基づいた6つのブロックと27指標で、ブランドパワーとその構造を明らかにする東急エージェンシー独自の分析手法。86カテゴリー・412ブランドの商品・サービスブランドから、街といった幅広い分野におけるブランドまでを対象に実施する。
ケラー教授のブランドビルディング理論を可視化した「ブランド・ピラミッド」では、ピラミッドの中層部を、ブロック機能的価値となる「パフォーマンス(性能)」と「ジャッジメント(評価)」や、情緒価値の「イメージ(印象)」と「フィーリング(感情)」で構成。これら4つの強固に支えられたブランドは、高い「レゾナンス(共感)」を有すると考えられるという。
2014年の調査結果において、86のカテゴリーに含まれるブランドについて「ブランドパワースコア」のカテゴリー平均値を算出したところ、前年より伸長しているカテゴリに「マンション」