2014年12月16日 10:00
エンタープライズ0.2 - 進化を邪魔する社長たち - (297) 幸楽苑、吉野家にアベノミクス。トレンドが変わる期間限定0.2
○必ずくる未来
衆議院選挙の結果を知らずに執筆しておりますが、自民党が300議席を越えるのではないかと報じられています。日頃、論調や支持政党が異なる新聞社が、同じ結果であることから自民党の有利は間違いないことでしょう。ただし、有利な情報は候補者や支持者に気の緩みをもたらし、判官贔屓も相まって中間派を離反させることもある……と、結果の出た選挙に語ることではありませんね。
いずれの結果にせよ「インフレ」が到来するのは間違いありません。日銀は2%のインフレ目標を掲げ、自公政権は「デフレ脱却」を目指しています。仮に他の政党が政権を握ったとしても、当面は政策を踏襲すると考える理由は、彼らに代替となる具体的な経済政策がないからです。
また、万が一「日本共産党」が政権を握ったとすれば「消費税は廃止」され、弱者救済にお金がばらまかれることでしょう。インフレとは相対的にお金の価値が下がる状態を意味します。
市中にお金がだぶつけば、お金の価値が下がるのは自明。やはり「インフレ」になるのです。
その「インフレ」において、「デフレ」でのやり方は「0.2」となります。
○デフレの販促
デフレの始まりを3%から5%へ消費増税が上がった1997年とすれば、すでに17年も続いたことになります。