2014年12月29日 10:00
プロ野球の楽天・松井裕樹が、実感した「成長の証し」や結婚観を語る
7月2日のオリックス・バファローズ戦では、救援でプロ初勝利を記録した。そして迎えた8月13日のソフトバンク戦。先発に復帰した左腕は、7回4安打2失点で念願の「先発での初勝利」をマークした。
最終的に27試合に登板して4勝8敗、防御率3・80でプロ1年目を終えた松井選手は、激動の1年をどう思っているのだろうか。11月に都内で開催された「ジョージア魂賞 年間大賞 発表/表彰式」に出席した本人に聞いてみた。
○シーズン後半から成長を実感
――まず、ファンが「自身が元気づけられた」と感じたプレーをした選手を選ぶ「ジョージア魂賞」の受賞、おめでとうございます。逆に、松井選手がファンから元気付けられた、勇気付けられたという意味で、印象深いシーンはあったのでしょうか
松井選手「(本拠地の)コボスタ(宮城)のマウンドでピンチになったら、より一層の大きい声援をファンの方が送ってくださったので『(打者を)抑えないといけないな』と思いましたし、ありがたかったですね」。
――なるほど。
ではそのシーズンですが、率直に今年1年を振り返ってみてどのように感じていますか
松井選手「(プロ野球で)一年間通して初めてやる中で、ローテーションを最後に中5日で回っているときはちょっと(時間がたつのが)