"食べるステンドグラス" - 前川國男設計の建築で特別スイーツ販売
青森県弘前市の弘前市民会館では2月8日までの期間限定で、ステンドグラス「青の時間」完成を記念した2種類の特別デザートを提供する。
「青の時間」は2014年11月22日に同館に設置されたステンドグラスで、「青の画家」や「佐野ブルー」とも称される洋画家・佐野ぬい氏の原画によるもの。
前川國男氏の設計による同館は、開館から50年が経過し老朽化がみられたことから2013年1月より改修工事がなされ、2014年1月にリニューアルオープンした。「青の時間」の完成後は、前川氏が好んだという「成層圏ブルー」と呼ばれる青色の天井と、「佐野ブルー」のステンドグラスの相乗効果が見られるようになったという。なお、佐野氏によるステンドグラス作品のうち、自然光の下で観賞できる作品は同作のみとなる。
2つの特別メニューは、同館内「喫茶室baton」での提供となる。どちらも「青の時間」にちなみ、青を基調とした色彩に津軽・弘前の果物をイメージしたゼリーを散りばめたデザートとなっている。
「五色ゼリーの青の時間 デザートプレート」(700円)は、チーズケーキに津軽のフルーツをイメージした五色のゼリーを散りばめ、青のソースとあわせたスイーツ。