2015年1月22日 21:00
ソニーのポータブルBluetoothスピーカー「SRS-X55」をさっそく使ってみた - スマホやタブレットから手軽に高音質を
筆者が使用しているAndroidスマートフォンとSRS-X55との接続においては、残念ながらSBCしか利用できない。
SBC接続で実際にSRS-X55のサウンドを聴いてみると、コンパクトなサイズながら思ったよりも豊かな低域だ。スピーカーに触れると低域の振動が指に伝わってくる。SRS-X55はR&Bやhip hopジャンルに合わせて音のチューニングを行っているそうなので、そういった音楽にマッチするバランスになっているのだろう。
厚みがあっても決して低域のみが分離しているわけではなく、全体として一体感を感じられるサウンドだ。DSPの設定が見直されたことで、フロントスピーカーとサブウーファーのバランスがSRS-X5から改善されている。ユニット間のつながりのよさは、この改善によるものだろう。
SRS-X55はSRS-X5に比べて、フルボリュームに近い状態での低音のふらつきも抑えられているとのことだ。
可能な限り大ボリュームで聴いてみたのだが(出力30Wのスピーカーをフルボリュームで鳴らすのは、なかなか大変……)、低域のふらつきはとくに感じられなかった。
○立体的なサウンドを実現する「SOUND」