日立ハイテク、集団の幸福感に相関するデータ計測が可能なセンサを開発
日立が考案した予測モデルは、ウェアラブルセンサで得られた大量の人間行動データの分析から、集団の幸福感と強い相関がある身体運動の特徴パターンを見出したもので、"ハピネス度"として定量化した。さらに、定量化された幸福感は、その組織の生産性に強い相関があることを突き止めたとしている。
日立ハイテクは、これら条件を用いてウェアラブルセンサを開発し、従来客観的な評価が困難だった企業の経営施策や職場環境の有効性を、効率的かつ客観的に評価することを可能とした。ユーザーは、同製品を活用したサービスを新たな経営支援ツールとして活用できる。今後、同社はこれまで展開している「ヒューマンビッグデータ/クラウドサービス」の新たなソリューションとして、同製品を活用したサービスをさまざまな分野へ提供していくとコメントしている。