2015年4月9日 15:30
Java生誕20周年を祝福、JDK 9/Java EE 8は来年提供へ - Java Day Tokyo 2015
日本オラクルは4月8日、東京国際フォーラムにて国内最大のJavaイベント「Java Day Tokyo 2015」を開催した。同イベントでは、Java開発のコアメンバーや国内のJavaエキスパートにより、Java SE、Java EEの最新動向やJavaの活用例などについて紹介された。
本記事では、その基調講演の様子についてレポートする。
Javaは今年でちょうど20周年を迎えたということもあり、Javaの生みの親として知られるジェームズ・ゴズリン氏がビデオレターで登場。「次の20年も、みなさんと一緒にJavaを発展させていきたい」と述べた。
Javaのプロダクトマネージャー シャラット・チャンダー氏は、Javaの20年間の業績を紹介したうえで、「Java SE 8」の新しい認定資格について発表した。
昨年リリースされた最新版の開発環境「JDK 8」に対し、米オラクルのバイスプレジデント ジョージ・サーブ氏は、新しい言語機能であるLambda式や、セキュリティアップデート、パフォーマンスの向上などといった特長について振り返った。
今年の後半には、マイナーアップデートとなる8u60が、来年には次バージョンのJDK 9がそれぞれリリースされる予定だ。