くらし情報『島津製作所、阪大と共同で分析イノベーション共同研究講座を開設』

島津製作所、阪大と共同で分析イノベーション共同研究講座を開設

島津製作所、阪大と共同で分析イノベーション共同研究講座を開設
島津製作所は4月20日、大阪大学(阪大)と共同で代謝物の網羅的解析手法「メタボロミクス」の分析技術の確立・発展とアプリケーション開発を目的とした共同研究講座「大阪大学・島津分析イノベーション共同研究講座」を阪大大学院工学研究科に設置したと発表した。

メタボロミクスは、生体内の代謝産物を網羅的に検出・解析し、その挙動を精密に捉えることによって細胞の生命活動を包括的に調べる最先端技術の1つで、同講座のメンター教員を務める阪大 大学院工学研究科 生命先端工学専攻の福崎英一郎 教授はその解析手法の開発および応用の第1人者。同氏は講座開設にあたって、「目的やニーズがはっきりしている研究は、それに対応した機材を購入し活用すれば済む。本講座は潜在化したニーズを掘り起こすために必要なもので、ハードウェアだけでなく、ソフトウェアも含めたトータルソリューションを実現することを目的に実施される」と、その意義を説明。また、「巧遅拙速という言葉があるが、とにかく何かを70%の完成度であってもやってみる、というスピードが重要」とし、企業と大学が一緒に行うことで、そうした速度を実現できるとした。

さらに、「メタボロミクスは新鋭技術であり、その有用性を試すために色々なことを行っている。

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