2015年5月19日 10:00
共働き夫婦のお財布の分け方・貯め方 - 口座はこうして活用を
ファッションに美容費、交際費など、全て自分の裁量でお金のコントロールができるのは独身時代だけ。結婚後も夫婦共働きならば、自由になるお金が多いように思いますが、そうとも限らないのが現実です。共働きである程度収入があっても、お金が貯められないという家庭は多いのです。そこで今回、共働き夫婦の家計と貯蓄について考えてみましょう。
○財布が2つあるとお金は貯まらない
共働きカップルの悩みで多いのが、「夫婦の収入はそれなりにあるのに、なぜかお金が貯められない」というもの。その原因の多くが、夫婦の財布を分けて管理している、つまり家計に財布が2つあることに起因しています。
共働き夫婦の家計管理には様々な方法がありますが、一番多いのが、月々の支出を分担して自分の収入から出していくというやり方です。例えば、夫の収入から家賃、光熱費、車のローンなどの固定費を出し、妻は食費、日用品などの変動費を負担します。
そして、お互いの収入の残った分は、それぞれの小遣いに回します。
このやり方は支出を分担するため公平性があり、お金の管理も楽ですが、お互いの収入・出費共に不透明で見えづらくなり、相手が貯めているはず……と、貯蓄も後回しになりがちです。