20代のスマホ所有率は94%、SNS利用率は30代でも8割超 - 総務省が統計調査
LINE以外での国産SNSは、軒並みメイン世代の20代、30代の利用率が10%~20%で推移。mixiは、20代利用率が2013年の34.1%から20.4%へと激減している点が注目すべき数字といえるだろう。なお、これらのいずれかのサービスを利用している全体の利用率の年代別では、20代が95.0%で利用していない人がほぼいない結果となった。10代も78.6%、30代も82.6%で、それぞれ昨年から5%~10%の利用率の伸びを示している。
こうしたソーシャルメディアの伸長に合わせて利用率が低下しているコミュニケーション手段が"メール"だ。10代の利用率比較では、昨年の時点でソーシャルメディアがメールを上回っていたが、今年は20代でも逆転。30代と40代では依然としてメールの利用者が多いものの、差は詰まっている。なお、平日と休日に分けた利用状況調査でもメールがソーシャルメディアを上回っていることから、メールが依然として私用で使われている状況も透けて見えている。
ネットから離れ、テレビの視聴時間はどうだろうか? リアルタイムの視聴時間は平日が昨年の168.3分から2分増加した170.6分、休日は225.4分から228.9分とほぼ横ばいだった。