2015年6月3日 09:32
25歳のあなたへ。これからの貯"金"講座 (13) 親はあなたのロールモデルか、それとも反面教師か
とか「もし離婚したらどうするの」と言うことがよくありますが、これは、あんまり効果がないと思っています。
「そっちのほうが楽しそう」と感じている人を、脅しやネガティブな情報で逆方向に引っ張っても、腹に落ちていないものは浸透しません。本音の方向に引き戻されるに決まっているからです。
そのことに気づいてから「働きなさい!」と言うのはやめました。代わりに「どうして、家庭に入りたいか」尋ねるようにしたのです。
すると皆、面白いことに自分が育った家庭の話を始めるのです。主婦になりたい女子学生の多くはお母さんも主婦です。「学校から帰った時、お母さんがいてくれるのが嬉しかった。
だから自分も同じようにしたい」という人がとても多いです。また、共働き家庭で育った人が「暗くなるまでひとりで留守番するのがさみしかったから、自分は子どもに同じ思いをさせたくない」と言うこともあります。
○あなたの親は「お手本」?「反面教師」?
どちらも、もっともだなあと思います。ちなみに私も主婦家庭に育ちましたが、母が社交的だったので、毎日「お帰りなさい」と出迎えてくれるわけではなく「おやつは冷蔵庫に入ってます」という置手紙があったことも多くて「主婦=毎日家にいる」