2015年6月9日 10:02
Apple、次期OS X「El Capitan」発表、Macの体験とパフォーマンスを向上
米Appleは6月8日(現地時間)、米サンフランシスコで開催している同社の開発者カンファレンスWWDC 2015で、OS Xの次期メジャーアップデート「OS X El Capitan」(OS X v10.11)を発表した。「体験」と「パフォーマンス」の向上に重点を置いたアップデートになっており、ヨセミテ渓谷にそそり立つ巨岩El Capitanのように、OS X Yosemiteで成熟したMacのユーザー体験を新たな高みへと引き上げる。
El Capitanではシステムから標準アプリケーションまで、様々な改良と新機能の積み重ねで体験の改善を実現している。まずシステムフォントがSan Franciscoに変更された。読み取りやすさが評価されているフォントであり、特にRetinaディスプレイで文字を判別しやすい。日本語に関しては「クレー」「筑紫A丸ゴシック」「筑紫B丸ゴシック」「游明朝体+36ポかな」の4つのフォントが加わった。また、言語エンジンの改良と語彙の増加によって、より速やかな入力・変換が可能になる。
アプリケーションのフルスクリーン表示で、2つの画面を並べられる(Split View)。