2015年6月11日 16:14
機内持込みスーツケースを最適化 - IATAが世界共通サイズを共同開発
国際航空運送協会(IATA)は6月9日、航空会社で異なる機内持込みの手荷物に対して「最適化」した大きさの機内持込みスーツケースを開発したことを発表した。
このスーツケースはIATAと航空機メーカーのメンバーが共同開発したもので、大きさは55cm×35cm×20cm(21.5インチ×13.5インチ×7.5インチ)のサイズとなっている。これは、120席以上が搭乗する飛行機において、全員が収納棚に荷物を収めることができるサイズとして算出されている。
スーツケースには「IATA Cabin OK」のロゴがデザインされており、視覚的にもIATAが推奨する機内持込みサイズに適合していることがすぐに分かるようになっている。IATAによると、国際線を運航する大手航空会社の中にはすでに関心を示しているところもあるようで、今後、それぞれの航空会社のガイドラインに加えられる見通しになっているという。
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