くらし情報『データ漏えい時の対応コストは平均4.5億円以上に - IBM調査』

2015年6月25日 17:20

データ漏えい時の対応コストは平均4.5億円以上に - IBM調査

一方でインドとブラジルが最も少なく、それぞれのコストは56ドルと78ドルであった。

データ漏えいコストは業界で異なる

紛失または盗難された記録1件あたりのデータ漏えいの世界平均コストは154ドル。医療業界がデータ漏えいに遭った場合、平均コストは363ドルに上り、教育業界では平均コストが300ドル。最も低いのは、運輸業界(121ドル)と公共部門(68ドル)。

ハッカーと社内犯罪者が最もデータ漏えいを引き起こす

漏えい全体の47%が意図的、あるいは犯罪的な攻撃により引き起こされていることがわかった。こうした攻撃を解決するために必要な1件あたりの平均コストは170ドル。一方、システム異常は1件あたり142ドル、人為的エラーまたは不注意によるコストは1件あたり137ドル。米国とドイツは、意図的、犯罪的な攻撃の解決に最もコストをかけている(それぞれ230ドルと224ドル)。


通知に関するコストは低迷、営業損失に関連するコストは着実に増加

営業損失に関わるコストは、顧客への信用を挽回する活動を行う必要があり急激に増加している。平均コストは2013年の123万ドルから2015年は157万ドルに増加している。

関連記事
新着くらしまとめ
もっと見る
記事配信社一覧
facebook
Facebook
Instagram
Instagram
X
X
YouTube
YouTube
上へ戻る
エキサイトのおすすめサービス

Copyright © 1997-2024 Excite Japan Co., LTD. All Rights Reserved.