2015年7月10日 09:38
NTT、クラウド型検証サービスにスマホアプリテストの自動化サービスを提供
NTTレゾナントは7月9日、クラウド型検証サービス「Remote TestKit」において、Remote TestKitで提供している約300台以上のスマートフォンについて自動でテストできるサービス「自動テスト/レポート」の提供開始を発表した。
これまでリリース前のアプリテストは、調達可能な端末数およびテスト稼働の問題により検証端末数が数台から数十台と限られ、リリース後に発生する顧客サポートやバグ修正に手間と時間がかかっていた。しかし、今回発表したサービスでは、約300台のスマートフォン(docomo、au、Softbankなど国内端末約180台、AT&T、Verizonなど海外キャリア120台)をそろえ、テストの基本工程を自動化することにより、手間をかけずにアプリなどのバグを洗い出すことを可能とした。
「自動テスト/レポート」では、3つのサービスを提供する。1つめは、自動テストするアプリやサイトのURLの登録やテストレポートを保存するための顧客専用ストレージである「ストレージサービス」で、ここに登録したアプリなどは自動試験だけなく、手動で試験を行うときにも利用可能。
2つめは、よく試験を行うスマートフォンをグループとして登録し、一括して試験を行う「指定機種自動試験」