くらし情報『ISC 2015 - 中国、独自開発アクセラレータで天河二号のアップグレードを計画』

2015年7月15日 16:06

ISC 2015 - 中国、独自開発アクセラレータで天河二号のアップグレードを計画

ISC 2015 - 中国、独自開発アクセラレータで天河二号のアップグレードを計画
2015年7月のTOP500を含めて連続5回、1位を続けている中国のスパコン「天河二号(Tianhe-2)」であるが、このマシンに使用されているXeon CPUやXeon Phiアクセラレータは軍事目的には使用しないという条件で、米国からの輸出が許可されている。また、天河一号もIntelのCPUとNVIDIAのGPUを使用しており、同じ制約が課せられているという。

しかし、今年の4月に、米国商務省は中国が天河一号と二号が軍事目的に使用されていると判断されるとして、IntelとNVIDIAに対して、スパコンの部品の禁輸を命令したと報じられている。

元々、中国は、天河二号の「Xeon Phi 31S1Pアクセラレータ」を次世代のXeon Phiにアップグレードすることでピーク演算性能を100PFlopsに引き上げる計画と言われており、この禁輸にどのように対応するのかが注目されていた。

フランクフルトで開催されているISC 2015において、天河一号、二号を開発した国防科学技術大学のYutong Lu教授が基調講演を行い、その中で、次世代のXeon Phiは使わず、自前のアクセラレータ(Chine Accelerator)

関連記事
新着くらしまとめ
もっと見る
記事配信社一覧
facebook
Facebook
Instagram
Instagram
X
X
YouTube
YouTube
上へ戻る
エキサイトのおすすめサービス

Copyright © 1997-2024 Excite Japan Co., LTD. All Rights Reserved.