2015年7月23日 11:30
いまさら聞けないオンラインストレージ入門 (17) 外部サービスとの連携も豊富な「Box」(3)
という項目があるように、誰でもアプリ開発を行って登録できるシステムであるため、使い勝手に統一感がない部分はある。また「Box」本体のヘルプを含めて多くの部分が英語なのでわかりづらいことも多いが、少し探してみるといろいろな機能があるのでおもしろい。
○Googleドキュメントとはスムーズに連携
Googleドキュメントとの連携は、機能を追加することなく行える。まず「Box」にブラウザでアクセスした時の「新規作成」に「Googleドキュメント」と「Googleスプレッドシート」というメニューがある。これを指定すると、初回に連携するGoogleアカウントを入力することで、Googleドキュメントの機能でファイルの作成が可能になる。作業中は連携したGoogleアカウントと共有している状態になり、どちらからも編集が可能だ。「Box」側でファイルを閉じると共有が解除される仕組みとなっている。
実は「新規作成」で「Word文書」などを選択すると、こちらはOffice Onlineの機能で作業が行える。
保存先が「Box」になるだけで、機能面ではOffice Onlineだから互換性などに気を配る必要はない。