くらし情報『プレゼンをこねる (3) プレゼン資料から"トゲ"をぬく』

2015年8月10日 12:00

プレゼンをこねる (3) プレゼン資料から"トゲ"をぬく

プレゼンをこねる (3) プレゼン資料から"トゲ"をぬく
○相手に「共感」してもらえるプレゼンのために

「こむぎ寺」でお菩薩様とこむぎこをこねたものから、プレゼンの極意を教わっている主人公。プレゼン資料を「整える」ことが大切と言われていますが、いったいどういうことなのでしょうか?

プレゼンの目的である「相手の共感」を得るには、理詰めの正しさではなく、納得できる内容であることが重要。そうした心の動きには、人間の脳の古い層の働き、動物的な脳の機能に訴えかけるのが効果的です。とはいえ、何も難しいことではなく、聞いている人が不安になったり、違和感を覚えたりしない、心地よく見られるものを提示すればいいのです。

もちろん、実際のプレゼンの場では語り口や語る内容も大切になりますが、プレゼン資料ではビジュアル面でも相手への共感を妨げないような作り方をするのが大切です。

補色は使わない

目がちかちかするような色遣いを見ると不安になるのは、動物的な脳の働きによるもの。毒キノコや毒蛇など、危ない動植物の色はそうした意味でも補色関係になっていることが多いです。目立たせようとするあまり派手さを追求すると、補色関係になったり、多くの色を使いすぎてごちゃごちゃしてしまうので、気をつけましょう。

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