2015年8月11日 11:12
10代は8割がスマホ、50歳未満の半数以上がPCで視聴 - 動画接触調査
サイバーエージェントは8月10日、全国の15歳~69歳の男女3万人を対象に、国内動画メディアの接触率を調査しその結果を公表した。
同調査は、2015年6月9日~11日にわたり、テレビとPC、スマートフォンといった3種類のデバイスを通して配信される動画メディアについて、デバイス・年代・性別ごとに3カ月あたりの平均視聴頻度を調べたものとなる。
これによると、各世代の動画メディア接触状況に関しては、10代におけるスマートフォンからのオンライン動画接触率は80%、テレビ接触率は85%とほぼ同率。10代では、PCによる動画視聴が対象となる3つのデバイスの中で最も低い接触率となったが、一方20代以降の世代では、スマートフォンよりも高くなるという結果に。テレビの接触率は全世代で90%前後を維持しているが、世代が若くなればなるほど接触率は下がることが分かった。
次に、PCでのオンライン動画メディアの接触状況を調べた結果、YouTubeの接触率が全世代を通して最も高く、特に男性若年層では約70%を占めた。ニコニコ動画は男性若年層の含有率が高く、10代~20代男性の3人に1人が接触する。一方、ニコニコ動画に対する女性の接触率は20%に満たないほか、女性若年層は、ソーシャルメディア経由でのオンライン動画接触率が他世代よりも高い結果となった。