くらし情報『親知らずは抜いたほうがいい? そのままがいい?? - 歯科医に聞く』

2015年8月25日 11:20

親知らずは抜いたほうがいい? そのままがいい?? - 歯科医に聞く

親知らずは抜いたほうがいい? そのままがいい?? - 歯科医に聞く
「智歯(ちし)」という言葉を聞いて、何のことを意味しているかわかる人は少ないはずだ。だが、「親知らず」という言葉ならば聞いたことがある人も多数いるだろう。本人や親が気づかないうちに、口の奥にひっそりと生えてくるこの歯には、実はさまざまな秘密が隠されている。

本稿では、M.I.H.O.矯正歯科クリニック院長の今村美穂医師の解説を基に、親知らずの特徴や生えていることのメリット・デメリットなどを紹介していこう。

○正式な名称は第三大臼歯

親知らずは、大人の奥歯である大臼歯(だいきゅうし)の中で最も後ろに位置し、第三大臼歯が正式な名称。永久歯の中で最後に発育する点が特徴だ。通常、永久歯は15歳前後で生えそろうと言われているが、親知らずは10代後半から20代前半にかけて生えてくる。

一般的に、親知らずは上あごの左右2本と下あごの左右2本の計4本がある。
ただ、中には親知らずの無い人や、必ずしも4本そろっていない人もいるなど、個人差がある。また、生え方も一定ではない。親知らずの生えてくる場所が不足していたり、もしくは萌出方向(生える方向)が通常と異なったりするという理由から、あごの骨の中に埋まった状態のものや傾きながら生えているものもみられる。

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