くらし情報『山手線にカルチャーショック - 日本のTV出演もこなすマレーシア人の働き方』

2015年9月1日 07:00

山手線にカルチャーショック - 日本のTV出演もこなすマレーシア人の働き方

山手線にカルチャーショック - 日本のTV出演もこなすマレーシア人の働き方
日本語留学のために来日したマシータさん。在日30年を迎える現在は、マレー語やマレーシア料理の講師、マレーシア人代表としてのTV出演、講演など、多方面で活躍中。活動の原動力となっているのは「マレーシアの良さを多くの日本人に知ってほしい」という強い思い。いつも前向きでエネルギーあふれるマシータさん。その裏には、長年詰み重ねてきた地道な努力がありました。

■これまでのキャリアの経緯を教えてください。

私が日本に興味をもったのは14歳のときです。海外青年協力隊の日本人がホームステイをしたのがきっかけ。
1980年ごろ、マハティール元首相が提言した「ルックイースト」政策の影響で日本がブームに。日本が憧れの国になりました。ちょうどそのころ、父の友人が日本語教室を開いたので、ホテルで働きながら、日本語の勉強を始めました。

日本語はマレー語と発音が似ているので、ちょっと話せるだけでも「うまいね」と褒められましたね。また、勤務先のホテルに日本人のお客さんが宿泊していたので、毎日1回は日本語で話しかけて自主特訓。その努力の甲斐あって、いつしか日本人に「日本語が話せるマシータを呼んで」と指名されるようになりました。

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