2015年9月7日 17:01
背面が電子ペーパーの2画面スマホ「R9 Darkmoon」登場 - 日本上陸も予定
例えば電子書籍を閲覧するのには、液晶よりも電子ペーパーの方が基本的には向いているので、そういった用途が考えられるだろう。常時表示なので、「スマートフォンを取りだして電源ボタンをオンして時間を確認する」といった程度の用途でも、取り出すだけで時計を見られて電力も消費しない。直射日光下でも電子ペーパーは見やすい。
画像を背面に表示する機能を使えば、搭乗券などのバーコードやQRコードといったスキャンが必要なデータを表示しておく、といった使い方も可能。ちなみに、液晶ディスプレイに触れながら電源ボタンをオンすると、背面の電子ペーパー側が利用できるようになるようだ。
同様の製品にはロシアのYotaPhoneがあるが、ブースの説明員によれば、機能は似ているがYotaPhoneに比べてスペックを向上させている、と話す。
発売は10月に欧州、11月に中国の予定。価格は400ユーロからだという。
あまり期待せずに日本での発売も聞いたところ、あっさりと「ある」との回答。日本の企業と話をしているところで、年内にもその企業のブランドでこの端末がリリースされる予定だという。E-Inkを使った2画面スマートフォンは、YotaPhoneしかなく、日本では手に入れることが難しかった。今回、このDarkmoonが登場することになれば、日本でも面白い存在になりそうだ。
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