2015年9月15日 05:30
全てが規格外の「日本一の芋煮会」開催--3万食を作るのは重機&直径6mの大鍋
山形県山形市の馬見ヶ崎河川敷(双月橋付近)で9月20日、「第27回日本一の芋煮会フェスティバル」が開催される。
○山形産の食材にこだわった芋煮鍋
同イベントでは山形の「食文化・秋の芋煮会」を全国に発信するために「直径6mの大鍋」をつくり、平成1年(1989)より秋の一大イベントとして開催している。直径6mの大鍋には山形市内の芋煮ファームにて栽培された里芋3t、黒毛和種の山形牛1.2t、山形産のこんにゃく3,500枚、山形市内の農家の畑で栽培されたねぎ3,500本、味付け醤油700L、隠し味に日本酒50升、砂糖200kg、山形の水6tを入れ、6tの薪で煮炊きする。
大鍋からは重機のバックフォーですくいとる。このバックフォーは生産されてから一度も作業していない新車で、各可動部分の潤滑油は全て洗い落とし、かわりにマーガリン、バター等を使用している。また、バケット部はオールステンレス製の芋煮専用バケットを装備し、衛生面にも配慮している。
当日は9時からセレモニーがはじまり、10時ごろから「日本一の芋煮ゾーン」で芋煮の配布開始を予定している。整理券発券所で6m鍋の「芋煮引き換え整理券」を受け取り、案内があったら大鍋の列に並んで芋煮と引き換える。