2021年9月2日 12:00
山田涼介は「吐く息も沖田総司」 『燃えよ剣』監督が語るキャスティング背景
俳優の岡田准一が主演を務める映画『燃えよ剣』(10月15日公開)。同作の監督・脚本を務めた原田眞人氏が、「原田映画史上最高のバラエティに富んでいる」と語るキャスティングについての背景を明かした。
同作では、要となる「新選組」の隊士に、豪華キャスト陣が集結。土方歳三役の岡田をはじめ、鈴木亮平(近藤勇)、山田涼介(沖田総司)、伊藤英明(芹沢鴨)ら錚々たる顔ぶれがそろい、さらに、NHK連続テレビ小説『スカーレット』出演で一躍ブレイクを果たした松下洸平(斎藤一)、お笑いコンビ・はんにゃの金田哲(藤堂平助)、ウーマンラッシュアワーの村本大輔(山崎烝)らも出演する。
「『燃えよ剣』を通して幕末を描くことが長年の望みだった」と原田監督。同作のきっかけは、岡田と初タッグを組んだ『関ヶ原』の撮影中からすでに生まれていたそうで、「次何やろう、土方だよね、という話になっていた」と、当時の岡田との思い出を振り返る。「岡田さんにとって土方歳三を演じることはライフワークでもあって、何年もかけて土方を演じるための準備をしてきました。岡田さんが土方を演じるいい年齢だったこと、僕のキャリア的にもいい時であったこと、タイミングが良かったというのはあります」