2015年10月2日 11:00
ツールを活用した“イマドキ”チーム開発の極意 (1) チーム開発における課題とツール利用時に気をつけることとは?
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○イマドキのチーム開発が抱える課題とは
従来に比べて現在のビジネスは“ビジネスアイデアを素早く実際に動くアプリケーションにする”、“素早く市場にビジネス価値のあるアプリケーションを提供する”のが非常に重要な要素になっています。そのように目まぐるしく変化するビジネスに対応するには、アプリケーションも素早く変化させる必要があります。有名な例として2009年当時、Flickrは1日に10回もデプロイしていることが話題となりました。「動いているシステムには触るな」という言葉を知っている人であれば、1日に10回もデプロイするのは非常にリスクが高いということがわかると思います。
また、頻繁にデプロイするには、要求・要件の変更管理やソースコードの変更管理、タスクの変更管理、アプリケーションのビルド、テストやバグのテストやバグのトラッキングといった変更やデプロイしたアプリケーションを実際にユーザーがどのように利用しているのか、応答時間などのパフォーマンスの状態はどうなっているのかといった分析もデプロイ同様に素早く行う必要があります。
このようにアプリケーションを開発するには膨大で複雑な情報を管理する必要があり、これらすべてを素早く行うには手で一つ一つ管理しようとするのは非常に困難であり、高いリスクがあります。