2015年10月9日 10:40
「洗う」「たたむ」「しまう」を自動化する未来 - CEATEC 2015に洗濯物折り畳み機「ランドロイド」現る
seven dreamers laboratories(以下、セブンドリーマーズ)は、10月7日から開催中のCEATEC JAPAN 2015の出展ブースにて、世界初となる全自動洗濯物折り畳み機「laundroid(ランドロイド)」のコンセプトモデルを発表した。実際に洗濯物を自動で折り畳めるのか、その様子をレポートしよう。
○思いついたことは実現できる
ランドロイドは、セブンドリーマーズが2005年から企画をスタートし、現在はパナソニック、および大和ハウス工業と共同で製品化へ向けた開発を進めている、いまだ研究開発段階のプロダクトだ。今回は参考出品というかたちになる。
ランドロイドの企画をスタートしたキッカケは、SF映画などでは衣類の洗濯から収納まで、完璧にオートメーション化されているのに、折り畳んで収納する機械を実際には見たことがないと気付いたことだとか。「思い付いたことは実現できる」という信念のもと、特許などを徹底的に調べ、それに類する技術がまだ開発されていないと確認したときは大変喜んだそうだ。
セブンドリーマーズの計算では、人が生涯で洗濯作業に費やす時間は18,000時間、折り畳みに費やす時間は9,000時間。