くらし情報『暴徒を非殺傷で鎮圧できる兵器・ADSの仕組みとは? 進化する米国兵器の未来』

2015年10月19日 21:00

暴徒を非殺傷で鎮圧できる兵器・ADSの仕組みとは? 進化する米国兵器の未来

暴徒を非殺傷で鎮圧できる兵器・ADSの仕組みとは? 進化する米国兵器の未来
最先端の戦争兵器にスポットを当てるシリーズ『フューチャーウェポン・21世紀 戦争の真実』が、ドキュメンタリーチャンネル「ディスカバリーチャンネル」で再放送されている。

世界最強といわれるアメリカ海軍特殊部隊・シールズの元隊員リチャード・マコウィッツの案内によって、陸海空のさまざまな兵器を解説。15日の「近未来兵器」に続いて21日に放送される「コンバットシステム」では、非殺傷兵器としてネットなどでも話題になった「アクティブ・ディナイアル・システム」が登場する。

アクティブ・ディナイアル・システム(Active Denial System:ADS)は電磁波を照射することで対象者を「やけどのような感覚」に陥らせる兵器。有効距離は火炎瓶や小型拳銃の射程距離を越える450メートル。暴徒鎮圧を主目的とし、通常使われる放水砲、ゴム弾、催涙ガスよりも安全であるため"人道兵器"とも呼ばれている。番組の被験者は、「音もなく目にも見えないのに、突然どこからかやってきます」「急激にひどい日焼けをしたかのようです」とその効果を説明する。

ミリ波の電磁波を光の速さで送り出すことが、この仕組みの肝となる。
電磁波は皮膚の下、およそ0.4ミリの深さまで浸透。

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