2015年10月20日 11:28
「キャップレス防水」とは - いまさら聞けないスマートフォン用語
スマートフォンは、携帯電話とコンピュータ両方の顔を持ちます。ですから、スペック表を見れば専門用語のオンパレード……これではおいそれと比較できません。このコーナーでは、そんなスマートフォン関連の用語をやさしく解説します。今回は「キャップレス防水」についてです。
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コネクターのように金属部分が露出している部品を防水対応させるときは、シリコンのような柔軟性で周囲にフィットし、水の侵入を妨げる部材を保護カバー(キャップ)として使うことが一般的です。しかし、端子を取り付けるときにはキャップを外さなければならないうえ、外したキャップの保管場所という悩ましい問題が発生します。長期間使用するうちにキャップの形状が変化し、そこから水もれが発生することもあります。
「キャップレス防水」は、文字どおりキャップなしでの防水を実現します。
コネクター部分に防水処理が施されているため、キャップを取り付けないまま水に濡れても故障しません。キャップのように頻繁に着脱することで次第に変形し、やがては防水性能が損なわれてしまうトラブルもありません。キャップの紛失も生じないため、防水性能を長期間維持できます。ただし、端子部分が水に濡れたまま装着(通電)