くらし情報『劇団ひとり、敬愛するビートたけしの自叙伝映画化で「初めてお笑いに恩返しができたのかな」』

2021年12月10日 15:15

劇団ひとり、敬愛するビートたけしの自叙伝映画化で「初めてお笑いに恩返しができたのかな」

劇団ひとり、敬愛するビートたけしの自叙伝映画化で「初めてお笑いに恩返しができたのかな」

●原作との出会い“芸人の美学”が心に刺さった
劇団ひとりが監督・脚本を務め、ビートたけしの自叙伝を元に映画化した『浅草キッド』。「人類の中でもっとも尊敬する人」とたけしを敬愛してやまない劇団ひとり監督にとっては、「たけしさんに憧れて芸人を目指したあの日から、この作品を撮るための準備期間だったようにも思う」と夢が叶った形だ。

たけしと共演を重ねるようになりつつも、「一緒にいるけれど遠くにいるような人。どんなに近くに座っていても、たけしさんの頭の中がまったくわからないんです(笑)。たけしさんは孤高の存在であり、永遠に越えられない人」という劇団ひとり監督。たけしへの憧れがどのように自身の背中を押し続けてくれているのか――。たけしとの出会い、本作に込めた思いを明かした。

本作の舞台は、昭和40年代の浅草。
大学を中退し、“お笑いの殿堂”と呼ばれていた浅草フランス座に飛び込み、伝説の芸人・深見千三郎(大泉洋)に弟子入りしたタケシ(柳楽優弥)。彼が個性と才能に溢れる仲間たちと出会い、芸人・ビートたけしとして開花していくまでを描く青春ドラマだ。

原作の大ファンだった劇団ひとり監督は、7年ほど前から自発的に脚本を書き始め、あちこちに企画を持ち込んでいたという。

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