くらし情報『東京都・末広町で、彫刻家4人の立体作品と平面作品を同時に展示する展覧会』

2015年11月30日 10:45

東京都・末広町で、彫刻家4人の立体作品と平面作品を同時に展示する展覧会

東京都・末広町で、彫刻家4人の立体作品と平面作品を同時に展示する展覧会
東京都・末広町のBambinart Galleryは、彫刻という領域を出立点とし、作品制作に取り組む4人のアーティストによるグループショウ「3/2, 4」を開催している。会期は12月13日まで(月火休廊)。開場時間は12:00~19:00。入場無料。

同展は、彫刻という領域を出立点とし、作品制作に取り組む熊谷卓哉、謝花翔陽、永井天陽、宮坂直樹の4名のアーティストを紹介するもの。アーティストによって名づけられた同展のタイトル「3/2,4」(3もしくは2、そして4)のうち、3と2は、三次元と二次元を意味している。彫刻家にとって立体作品(3D)と平面作品(2D)を、同時に展示する目的で制作することによって負荷をかけ、可能性としての4=四次元的表現への憧憬と探索に取り組むことを示しているということだ。同展は、それぞれの作家による彫刻と絵画に対するアプローチのコントラストを通し、彫刻という領域の境界線を越え、また新たな側面が観られる構成となっている。


■熊谷卓哉
「人間の意識/無意識、常軌を逸した状態に興味がある。最近は世代やリアリティ、自分に最も卑近な所からあらゆる人々に共通する感覚について考察し、"現代の彫刻"を成立させるためのアプローチを試みている」

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