2016年1月6日 09:00
ニコン、フラッグシップ一眼レフ「D5」 - 新世代の153点AFシステムなど
ニコンイメージングジャパンは1月6日、デジタル一眼レフカメラ「D5」を発表した。米ラスベガスにて1月6日(現地時間)から開催される「2016 International CES」(CES 2016)にて展示する。発売は3月。価格はオープンで、推定市場価格は税込750,000円前後だ。2015年11月に開発発表しているが、その際は詳細が明らかになっていなかった。
D5はニコンのデジタル一眼レフカメラにおけるフラッグシップモデル。AFシステムの刷新、連写性能の強化、新開発のニコンFXフォーマットCMOSセンサーと新画像処理エンジン「EXPEED 5」の採用など、前機種となる「D4S」から大幅なブラッシュアップが図られている。
新開発のモジュールを採用するなど、AFシステム全体を刷新した。
153点のフォーカスポイント(中央部と周辺部の99点はクロスセンサー)でD4Sと比較して130%以上の広い範囲をカバーする。中央のフォーカスポイントでは-4EV、そのほかのフォーカスポイントすべてで-3EVを実現しており、低輝度下やコントラストの低い被写体でもAF可能だとする。高速演算能力を持つAF専用エンジンも搭載した。