2016年1月19日 17:26
影響力の高い世界の科学者に京大の山中教授らが選出 - トムソン・ロイター
トムソン・ロイターは1月19日、科学研究の各分野において高い影響を持つ科学者を論文の引用動向から分析した「高被引用論文著者(Highly Cited Researchers)」を発表した。
同レポートは同社のアナリストが、学術文献・引用索引データベース「Web of Science Core Collection」および統計データベース「InCites Essential Science Indicators(ESI)」を用いて作成したもので、過去11年間の引用データをもとにした「高被引用論文著者(Highly Cited Researchers)」と「2015年に最も注目を集めた研究者(Hottest Researchers)」をそれぞれ選出した。
「高被引用論文著者」部門は2003年1月から2013年12月までの11年間にデータベースに収録された論文を分析対象としており、全世界で3000名の科学者が選出され、日本の研究機関からは京都大学の山中伸弥 教授など約80名が選ばれた。
一方、「2015年に最も注目を集めた研究者」部門では2012年から2014年にデータベースに収録された論文の中から顕著な被引用数を持つ論文(ホットペーパー)