中村倫也、自然体の秘訣は「失敗しても気にしない!」生前葬のアイディアも飛び出す
ちょっとはみ出してしまったのは、1カ所ぐらいです。篠原さんに「何とかなりませんかね!?」という時に、大声でびっくりさせたくらい(笑)。それ以外はもう邪魔にならないように。脱線する物語を本筋に立ち返らせるポジションなので粛々と芝居をしていました。
――これまでだったらやりたくなっていたということでしょうか?
たぶん「俺も混ぜて〜!」となっていました。でも役割をちゃんと認識できる年になりました(笑)。僕自身は、ガン(岩田剛典)の芝居が楽しみでした。現場でも本人に「こういう役は初めてだよね」と言ったり。
最初にこの役をガンがやるって聞いた段階で「いいね」と。今回は新郎役なので、おとなしくしていました。
○■失敗を引きずっても前向きであれば…
――以前、生田斗真さんが中村さんのことを「日本一舞台挨拶が上手い俳優」とおっしゃっていましたが…
えっ!? ムロツヨシじゃなくて?
――もちろん、ムロさんもお上手ですが…結婚式でもスピーチがあったりして、緊張してしまうことも多いと思います。中村さんのように、スピーチをする場でも自然体であるためにはどんなことを心がけたらいいのでしょうか?
失敗しても、気にしない! いつからかそうなっていました。