くらし情報『3D Printing 2016 - 材料の再利用が可能なデンマーク産3Dプリンタ』

2016年1月28日 16:45

3D Printing 2016 - 材料の再利用が可能なデンマーク産3Dプリンタ

3D Printing 2016 - 材料の再利用が可能なデンマーク産3Dプリンタ
1月27日から1月29日まで東京ビッグサイトにて開催されている「3D Printing 2016 - Additive Manufacturing Exhibition」に出展されている「blueprinter M3」というプリンタは材料の再利用が可能だ。同製品はデンマークのblueprinter社のもので、販売代理店であるテクノソリューションズが展示している。

「blueprinter M3」は選択的加熱焼結(Selective Heat Sintering: SHS)方式の3Dプリンタで、材料はSHS技術に最適化されたプラスチック粉末を使用する。同方式はプラスチック粉末を積層し、熱転写ヘッドで加熱焼結していくことでプリントしていく。造形物は形成室内の粉末で支えられるため、サポート材料は不要だ。

同製品では、出力後に余った粉末を別売りのクリーニングステーションで粉末ブラスターを使用して除去する。このとき、取り除いた粉末はクリーニングステーション内でフィルタリングされ材料として再利用が可能となる。

最大造形サイズは157(W)×200(D)×150(H)mmで、積層ピッチは0.1mm。

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