2016年1月29日 15:02
管理職約5000名のストレスチェックから見えてくる、女性管理職が抱える課題
「個人の尊重」「公正な人事評価」といった組織体制・風土に関する要因が上位に挙がっている。
また、「キャリア形成」「個人の尊重」「公正な人事評価」といった特に女性管理職のストレス度と関連の強いストレス要因と、ストレス度の関係を分析したところ、これらのストレス要因を負担に感じている女性管理職のストレス度は、そうでない女性管理職と比較して約2倍だったという。
これらの結果から同社は、女性が管理職として働きやすい職場作りを進めるためには、会社として女性管理職向けのキャリア教育、全社的なハラスメント防止教育、女性管理職の上司となる幹部層に対するコミュニケーション研修などに力を入れていくことが必要と考えている。
また、現状の日本企業においては社内に女性管理職のロールモデルや相談相手となれる存在が不足していると見ており、キャリアに関する悩みや育児・介護などのプライベートな悩みを相談できる専門機関を利用することも有効と提言する。
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