2022年4月18日 12:52
伝説的ロックバンド・紫、ドキュメンタリー映画上映に感慨「こういうバンドが沖縄にいると…」
ロックバンド・紫のドキュメンタリー映画『紫』が17日、「島ぜんぶでおーきな祭 第14回沖縄国際映画祭」でワールドプレミア上映され、舞台挨拶に紫のジョージ紫、宮永英一、JJ、Chris、野田孝則監督、LOUDNESSの二井原実が登壇した。
1970年、日本復帰前にジョージ紫を筆頭に沖縄にて結成された紫。1976年に1stアルバム『MURASAKI』を発表し日本のロック史に風穴を開け、当時の音楽シーンをリードする存在となる。2007年、全盛期メンバーにJJとChrisを迎え再結成。2020年に結成50年を迎えたが、コロナ禍で記念ライブはキャンセルを余儀なくされバンドは休止状態に。その中でも歩き続ける事を決意したメンバーは、ニューアルバム制作、1年越しの記念ライブに挑む。
本作では、紫メンバーが結成からこれまでの活動、ベトナム戦争景気、沖縄本土復帰当時の熱気を語り、本土デビューを直接見ていたLOUDNESSや影山ヒロノブ、紫に影響を受けた聖飢魔IIやXJAPAN、石垣島で紫をコピーしていたBEGIN等、多くのミュージシャンがそれぞれ紫への思いを語る。
舞台挨拶で野田監督は「スクリーンで見ると、ああすればよかった、こうすればよかったばっかり。