2016年3月14日 10:39
医療費が高くつく海外旅行には保険が必要! 損をしない選び方をFPが解説
●高額な医療費を補填するための「治療・救援費用」
海外旅行には少なからずハプニングがつきものですが、意外に多いのがお金がからむトラブルです。そんなときに役に立つのが海外旅行保険。今ではインターネットや空港でも手軽に加入できるので、旅行の必須アイテムとして出発前に手続きしておきましょう。
しかし保障内容を考えずに加入するのでは、せっかく払った保険料がムダになるかもしれません。数ある海外旅行保険の中から、選び方の基準を説明します。
○保険会社との提携病院が現地にあると心強い
海外旅行保険といっても、保険選びの基本は同じ。自分の目的に合っていることがポイントです。海外に数日~数カ月間いるうちに、起こりえそうなトラブルやさまざまなリスクを保障してくれる保険に加入することが大切です。
まず注目したいのが「治療・救援費用」。海外で病気やケガをして医療費を払っても、後日に日本の健康保険で海外療養費や高額療養費の請求が可能です。しかし国や地域によっては医療費が法外に高く、アメリカ・ニューヨークでは貧血で2日間入院しただけで、日本円にして200万円以上を請求されるというケースもあるようです。そのような場合は、健保から払い戻しがあっても大赤字です。