2016年は多層かつ連携したセキュリティ対策の提供を - トレンドマイクロ
トレンドマイクロは3月24日、2016年の法人向け事業戦略を発表した。説明会には、代表取締役社長 兼 CEOのエバ・チェン氏と取締役副社長の大三川彰彦氏が登壇した。
エバ・チェン氏は、セキュリティの脅威が増大を続ける一方、企業のIT環境においては「サーバの仮想化」「ハイブリッド・クラウド」「モバイルデバイス」の導入が増えていることから、多層かつそれらの層が連携した新たなセキュリティ戦略に移行する必要があると訴えた。
同社は、「情報を保管するサーバ」「情報を交換するネットワーク」「情報を利用するユーザー」の3つの層に対し、最適なセキュリティ対策が必要であり、これら3つの層を連携させた形の"次世代"のセキュリティ対策が重要としている。
この次世代のセキュリティ対策を実現するためのコンセプトが「Connected Threat Defense」となる。Connected Threat Defenseは「Hybrid Cloud Security(クラウド&仮想化セキュリティ) 」「Network Defense(複雑化するネットワークの防御)」「User Protection(多様な環境におけるユーザーの保護)」