くらし情報『米国政府、ランサムウェアについて警告を発令』

2016年4月5日 13:36

米国政府、ランサムウェアについて警告を発令

米国政府、ランサムウェアについて警告を発令
ESETは4月4日(現地時間)、「US and Canada issue ransomware alert」において、米国およびカナダの当局(米国国土安全保障省およびカナダサイバー事件対応センター)が個人および組織に対してランサムウェアに分類されるマルウェアによる脅威に注意するようにと警告を発行していることを伝えた。ESETでは当局から警告が出ているにもかかわらずそれほど注目されていないとして注意を呼びかけている。

Alert (TA16-091A) Ransomware and Recent Variants

ランサムウェアの脅威は日本国内でも広がっており注意が必要な状況になっている。こうしたマルウェアはアプリケーションの脆弱性を突くように細工されたアプリケーションデータを偽装してメールに添付する形式で広がっている。ランサムウェアによって暗号化されたデータは復号化がほぼ不可能とされており、また支払いに応じたとしても復号化が実施される保証はないとされている。

ランサムウェアは収益が見込めることから市場が拡大しており、今後も被害が増えると見られている。ランサムウェアに関しては通常のセキュリティ対策以外に、復号化ができなくなっては困るデータに関しては確実にバックアップを実施する方法が推奨されている。

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