2022年7月6日 09:00
ドリカム中村&岡田惠和、挑戦的ドラマ企画に刺激「勝ちたい」「嬉しかった」
って伝えるべきだと思いますよ。
●中村の考える“メジャー”論「一番の成功者は…」
○■岡田「シンパシーみたいなものを感じます」
――なるほど……心得ます。世代の話でいいますと、対談のなかで、中村さんが下の世代のアーティストとそのマーケットまで意識していると話されていたのが印象的でした。岡田さんも脚本を書く上で、同様のことを意識されたりはするんですか?
岡田:マーケットに合わせて脚本を書くことはないですね。でも、アーティストの方もそうだと思うのですが、僕らの上の世代は商業的なことをどこか好まなかったんだけど、僕らの世代くらいから、脚本でも音楽でもなんでもちゃんとそこと向き合って、何かを売ろうとすることを恥ずかしいと思わなくなったんじゃないのかな。
だから、作りたいものとビジネスの間で、一生行ったり来たりしている。中村さんとは同学年ということもあって、そういうところでもシンパシーみたいなものを感じます。中村:その一番の成功者は椎名林檎さんじゃないかな。
アーティストであり、ビジネスマンであり、プロデューサーでもある。しかも、サブカル的なんです。
岡田:そのポジションって難しいですよね。